朝寒くてなかなか起きられない。布団から出たくない。寒い朝にスッキリ目覚められる方法はないだろうか。と悩んでいませんか?
本記事は、冬の寒い朝にスッキリと目覚められる方法を7つ解説します。
つらい冬の朝でもスッキリと起きれるようになり、バタバタと準備をいそぐ必要もなくなります。
冬の朝寒くて起きれない時の対策方法
これからご紹介する方法を全部でなくても、できそうなものから試していってみましょう。
1.暖房器具にタイマーを設定する
寒い朝に起きられない理由として大きいのが、暖かく快適な布団の中と、厳しい寒さの室内とのギャップがありすぎるというものがあります。そのギャップをなくしてくれるのが、暖房器具のタイマーです。
最近では、指定した時刻に電源をONにできるタイマーがついたものや、アプリと連動して機器の電源をONにしてくれるものも多くあります。(タイマー付きのものを持っていない人の対策も紹介しますのでご安心を)
ポイント
起きる時間ぴったりだと温まるまでに時間がかかってしまいますので、起きる30分前にタイマーをセットしておくといいでしょう。
2.前の夜に何を着るか決めておく
前日の夜に、どの服を着るかを決めておけば、寒い朝に準備をいそぐ時間を減らすことができます。すると時間に余裕がうまれて、目覚めてから布団の外に出るまでに、心の準備をする時間を確保することができます。
ただし、これで時間に余裕ができたからといって、目覚める時間を遅くしては意味がないので注意してください。あくまで時間と気持ちに余裕を持たせるためだと、理解しておきましょう。
3.靴下を枕元に置いておく
冬の朝になんといっても苦痛なのが、床の冷たさ、足先の冷えです。
足先には毛細血管が密集しており、体温の調節に深く関わっているため、足先が冷えてしまうと、ただでさえ体温の下がっている朝の身体をさらに冷たくしてしまいます。これを解消するために、寝る前に枕元に靴下をおいておき、朝目覚めたら布団のなかで靴下を履いてしまいましょう。
これで朝の恐ろしい足元の冷えを、かなり解消することができます。
ここで「寝るときに靴下はいて寝ればいいじゃん」と考えた方は、ちょっと待ってください。寝るときに靴下をはいて寝てしまうと、睡眠の質を下げてしまうことがわかっています。
理由は、人は眠りにつくときに体温が下がることにより、深く快適な眠りにつけるようにできていかるからです。
先程も説明したように、足先は体温の調節に深く関わっており、靴下をはいてしまうと足先の毛細血管から熱を逃すのが難しくなり、体温を下げることができなくなってしまい、寝つきが悪くなったり睡眠の質が落ちてしまうのです。
このことから、靴下を履くのは「朝、目覚めてから」にするようにしましょう。
4.日光やブルーライトを浴びる
冬のあいだ、いつもよりベットが恋しいのは、日光のせいかもしれません。
季節性情動障害(SAD)はたいてい、冬にうつ病を発症するものです。これは日照時間の減少にともなって、日光を浴びる時間が少なくなることが原因と考えられています。
このことにより、体内時計と睡眠のサイクルがくるってしまい、睡眠の質が低下し、気分が落ち込みます。そして朝の目覚めも悪くなり、なかなかベットから出たくなくなるのです。
朝日が登る時間に起きる人は、寝る前にカーテンを開けておけばよいのですが、冬の朝日が登る前に起きる人は道具に頼るのも手です。
ライト付きの目覚まし時計が売っていますので、体内時計を調整するのに役立ちます。これが朝日の代わりをしてくれるわけです。
朝の目覚めが違うだけで、1日の気分も高まり、ブルーライト(日光やライトに含まれる)を浴びることにより朝から覚醒し、日中の生産性を上げてくれます。
同時に体内時計も整いますので、夜の寝つきもよくなることを実感できるでしょう。人は朝日(ライト付き目覚ましも同様)を浴びてから16時間後に眠くなるとも、言われています。
5.温かいものを飲む
実は、寝起きの体は体温がさがり、自覚がなくてもかなり冷えた状態になっています。胃のなかには何もなく、内臓の活動も最低限の状態ですから、朝の活動に向けて体を温めてあげることがポイントとなってきます。
近くにポットを置いておき、起きがけにお気に入りの温かいお茶や白湯を飲んで、体温を上げると心地よく目覚めることができ、寒さも緩和できます。胃腸も温まり身体の内側から温まり、身体と頭が目覚めていく実感を得ることができるでしょう。
6.心を落ち着かせるアラームを設定する
無理やり起きるために、ヘビーメタルのような激しい音楽をアラームに設定している人もいるかもしれません。
しかし激しいアラームで身体と脳はびっくりしてしまい、腹を立てて決して良い目覚めとはなりません。特に寒い朝は、ネガティブなメンタル状態だと布団から出る覚悟が薄れてしまいます。
そうならないためにも、なるべく穏やかなアラームを設定して、ポジティブなメンタル状態で起きるようにしましょう。
おすすめなのが、Sleep Meisterというアラームアプリです。あなたの眠りの深さを体の動きから感知して、最適なタイミングで起こしてくれます。アラーム音も、小鳥のさえずりがだんだんと大きな音になるようになっているので、心地よく起きることができます。
7.楽しみなことを用意しておく
休日の楽しみな用事がある時は、驚くほどすぐに起きれるという人も多いのではないでしょうか。これを意図的に作ってしまう方法です。
先程の温かいお茶、前の夜に読んでいた本の続きを少し読む、私であればブログのアクセス数をチェックするのが、朝の楽しみです。
楽しみなことは人それぞれですので、シャワーを浴びるでもなんでも、自分にあった楽しみを見つけてみましょう。
そもそも寝つきが悪い人は
ここまで目覚めの方法を紹介しましたが、そもそも寝つきが悪くて朝起きられない人はこちらの記事もご覧ください。
以上となります。いかがでしょうか。
最初は面倒に感じるかもしれませんが、習慣化してしまえばなんの問題もありません。まずは試してみると、今までの寝起きの悩みが解決するキッカケをつかめるはずです。