悪気はないのに、なぜか周りから嫌われている気がする。原因はわからないけど、うとまれている気がする。原因をしりたい。と考えていませんか?
本記事では、なぜか嫌われてしまう人の特徴を解説していきます。
なかなか自分では気づくことができないので、これから紹介する「嫌われる特徴」を見て驚く人も多いかもしれません。思いあたるふしがないか、普段の自分と照らし合わせながら読んでいただければと思います。
なぜ嫌われることに気が付かない?
人は自分を客観的に見るのが、非常に苦手です。
他人からされて嫌なことや、この人は印象がよくないな〜、と思っても同じ行動を自分がしてしまうことに、なかなか気づくことができません。
また、自分は悪意はまったくないし、善意のつもりでやっていることも、相手からしたら腹がたったり、嫌味に感じてしまうことが多くあります。人に好かれようとしてやっていることが、すべて裏目にでてしまって嫌われている可能性もあります。
なぜか嫌われる人の特徴6選
それでは一つ一つ詳しくみていきます。
客観的な視点で普段の自分を思いだしながら、直せるところは直していきましょう。
1.慇懃無礼(いんぎんぶれい)な態度
慇懃無礼(いんぎんぶれい)とは、言葉や態度が丁寧すぎて、それが逆に無礼になってしまう、または相手を内心見下している状態を表す言葉です。
例えば
「英語がお上手ですね〜!ネイティブ以上じゃないですか!」などと、必要以上に相手を持ち上げたり「御社にご協力をいただいているおかげで、弊社も頑張らせていただいております」というように、過剰に敬語をつかってしまうのが定番のパターンです。
本人はまったく悪気はなく善意だったとしても、相手からしたら皮肉にしか響かないのです。
褒めることや丁寧なことは悪いことではないのですが、それが必要以上だとかえって悪印象になり、なんだか絡みづらい印象になります。
よかれと思ってやっている場合が多いので、気をつけなければ気づくことはなかなかないでしょう。
2.権力を意識した発言
こちらも慇懃無礼(いんぎんぶれい)の一種になりますが、相手と自分の立場を意識してしまい、気づかぬうちにやってしまい嫌われるパターンです。
例えば
バイトの人に「バイトなのに仕事ができるね〜!」や「女の子なのにがんばるね!」といったパターンです。
いくら褒めたつもりでも、相手からしたら権力でマウントをとられているように感じたり、差別的な印象をもってしまいます。
さらにこういった褒め方をすると「この人は社会的な地位を気にする人なんだ」といった印象を持たれてしまいます。
3.謙遜を装った自慢
これはSNS上でよく見かけますね。
例えば
自撮りの写真をアップして「スッピンだからブサイクだけど許してね」と自虐コメントをつけて投稿したり、何気ない風景の写真にブランド品を写り込ませたりなどです。
なかには鏡や画面に偶然映り込んだかのように、大変手のこんだ謙遜を装った自慢も目にしますが、みている人からすれば自慢したくてたまらないのがバレバレです。
本人は直接的な自慢をさけたくてやっているのでしょうが、さまざまな研究で謙遜を装った自慢をするよりも、ストレートにアピールしたほうが良いとの結果が出ています。
もちろんどっちにしても自慢の印象は良くないので避けたほうがよいですが、どうしてもアピールしたい場合は素直にアピールしたほうがよいでしょう。
4.言ってることとやっていることが違う
これは本当によく見かけるパターンです。(私もたまにやってしまいます)
例えば
「私はやる気があります」と言っているのに遅刻ばかりする人や、「私あの人嫌い」と言っているのに、その人と付き合い続ける人たちです。
このタイプの人たちも決して悪意があるわけではなく、単に自己管理能力が低いだけのパターンが多いです。
しかし人は言葉と行動が違う人を見ると脳が混乱してしまい、その人を嫌うようにできているのです。
改善するのは苦労するかもしれませんが、できないかもしれないことは口に出さないほうがいいでしょう。
5.アドバイスのふりをした自慢
これも意外なほど自分では気づかずに、やってしまっている人が多いです。とくに負けず嫌いな男性に多くみられます。
例えば
他人を見て「俺のほうが効率よくやれるのになぁ」とつぶやいてみたり、「もっと地位のある人と付き合わないと〜」(その彼氏より自分のほうが地位が上)などと、遠回しに自分のポジションを自慢してしまったりなどです。
他人との比較で、自分の自慢をしてしまうパターンです。
表面上はアドバイスをしているつもりで発言をしているので、自慢をしている自覚がないのですが、相手からしたら不快に感じます。
6.不機嫌そうな表情
最後に、見た目に関する嫌われポイントです。
具体的に不機嫌そうな顔とは、広角がさがり目の縦幅が狭くなっており、眉間にシワがよっているような表情です。
自分はとくに機嫌が悪いわけではなくても、睡眠不足や普段のくせでそのような表情になっているかもしれません。不機嫌な表情の人は話しかけづらい雰囲気に見え、冷たい印象を抱いてしまいます。
ふとした瞬間に鏡で自分の表情を見て、不機嫌そうな表情をしていることに気がついたら意識的に広角をあげる練習をしたり、目を開くようにするのがよいでしょう。
また、寝不足は表情に非常によく現れますので、しっかりと睡眠をとるのも大事です。なかなか寝付けず睡眠不足になっている人はこちらの記事も参考にしてみてください。
人は他人のちょっとした表情も見分けるのが得意なので、自分が思っている以上に察知されています。
以上が、なぜか嫌われる人の特徴でした。
意識していないと、本当に気づきづらいものばかりですよね。なぜか嫌われてしまう人にならないためにも、普段から客観的に自分を見て修正していきましょう。