交渉での成功率を上げる時間帯とは?YESを言わせるテクニック

握手

商談や交渉を行う際は、少しでも成功率を上げたいと思いますよね?
成功率をあげるために有効な時間帯があるのであれば、知りたいと思いませんか?

本記事では、商談や交渉などの成功率を上げるのに、有効な時間帯について解説していきます。

商談の時間を決めるときに、これから解説する知識があれば損はしません。

大衆心理を動かす演説の天才、ヒトラーも実践していた心理テクニックとなります。

目次

人間の判断能力が下がる時間帯がある

商談の成功率を上げるには、時間帯を「午後イチ」「夕方」にセッティングして交渉にいどみましょう。

人間には判断能力が下がる時間帯があり、その時間帯が「午後イチ」と「夕方」です。

相手の判断能力が落ちていれば当然、交渉の成功率は上がります。

なぜ、この時間帯に判断能力が下がるのか解説していきます。

午後イチはご飯の消化中

午後イチの判断能力の低下の原因は、食事後でご飯の消化中だからです。

消化中は消化器系に血液が集中し、脳にいく血液が不足するために、判断能力が落ちます。

逆に、空腹時は脳が活性化します。過度の空腹は脳にいく糖が減るので脳の機能は低下しますが、適度な空腹時は脳がクリエイティブになることがわかっています。

なので午後イチで商談を行う際は、自分は空腹状態で挑むのがベストです。

相手→満腹状態で判断能力低下
自分→空腹状態で脳が活性化

勝機が見えてきますね。

なぜ空腹時は脳が活性化する?

かつて人間が狩猟をしていた時代、その時の人間が最も脳を使う必要に迫られたのはいつか。それは獲物を仕留めなければならない状態の時(空腹時)です。

人間の生存本能として、空腹時は脳の働きが良くなり、獲物をとる必要のない満腹時は脳の動きが鈍くなるのも納得です。

空腹の状態で商談(狩り)に挑みましょう。

夕方は疲れている

夕方の判断能力の低下の原因は、1日の疲れが精神的にも、肉体的にもかなり高まっているからです。

疲労が高まっていれば、午後イチと同様に脳の動きは鈍り、判断能力が落ちます。心のバリアが弱まり、暗示にかかりやすい、説得されやすいメンタル状態になっています。

この時間帯の説得・暗示テクニックを使用していたのが、ナチスドイツの独裁者アドルフ・ヒトラーです。

演説で大衆心理を動かす天才であったヒトラーは、計算し尽くされた心理戦術を巧みに使って人々を動かしていました。

そのヒトラーも演説を行う時間帯には気を配っていたようです。

当時の権力者の演説は、朝か昼前に行われるのが一般的でした。
しかし、ヒトラーの演説は常に夕暮れ時だったのです。

1日の疲労がたまり、心のバリアが弱っている民衆に向かって、巧みな演説で暗示をかけ、人々の心の中に入り込み、コントロールしていったのです。

ヒトラーのように大衆心理を動かすといった、大それたことではありませんが、この時間帯の効果を知っているだけで商談やビジネスでも応用できますね

例えばネットで物販をするのであれば、夕方の時間帯に消費者の目に多く止まるように、多めに出品するなどの工夫もできます。

ということで、商談での説得の成功率を少しでも上げたいのであれば、「午後イチ」か「夕方」を狙ってアポをとってみてはいかがでしょうか。
その時間帯で相手を説得し、望む方向へと動かしていきましょう。

皆様の成功を祈っています。

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